地元、福岡県朝倉市の特産「三奈木砂糖」。

当店では、たくさんのお菓子に三奈木砂糖を使用しています。

特徴

三奈木砂糖は、日本独自の製法で作られる粗目の黒砂糖で、香り高くコクがある味わいが特徴です。精製度合いが低く、天然のミネラル分が豊富に含まれており、砂糖本来の風味を楽しむことができます。また、三奈木砂糖を使用したお菓子は、独特の風味と深い味わいが楽しめます。

三奈木砂糖の製造過程

1

さとうきびの栽培

春にさとうきびの苗を植え、収穫は11月初旬です。少し寒が入ってくるとさとうきびに甘味が入ってきます。およそ3メートルにも伸びた高さのサトウキビをカマで1本ずつ葉を落とす作業は重労働です。一本ずつ綺麗に汚れを落とし、やっと黒糖・三奈木砂糖の精糖準備ができます。栽培にも農薬や化学肥料を使用しないなど、地域や文化への誇りが感じられます。

2

砂糖の伝統的な搾り出し方法

まず、洗ったさとうきびを圧搾機で搾り出します。搾った汁を沈殿させて不純物を取り除き、1番釜2番釜3番釜と過熱しながらアクを取り煮詰めていきます。この工程を一昼夜かけて繰り返します。煮詰めていく時の火は「薪の火」 昔ながらの製法を守り決して効率化に走らないのは、伝統を守りつなぐためです。

3

手作業で丁寧に仕上げる

煮詰める作業が終わると鍋に移し、空気を含ませるようにかき混ぜていきます。煮詰まりすぎないように、さっくりとした黒糖に仕上がるように、ひと釜ひと釜丁寧に人の手でかき混ぜて仕上げていきます。

4

砂糖起こし

この地域では砂糖起こしといって、容器に流し入れられた三奈木砂糖の容器を返して固まった黒糖をほぐしていきます。三奈木砂糖はとても糖蜜の多い黒糖ですので、力のいる作業です。扱いやすい大きさにほぐされた黒糖をカップや袋に詰めていきます。

三奈木砂糖との出会い

三奈木砂糖を使ったおすすめの商品